最近日々生活をしていても、学校に通っていても、街中を歩いていてもSDGsという言葉をよく聞くと思います。
SDGs(Sustainable development Goals)、日本語だと持続可能な開発目標とは持続可能な世界を実現するために国連が2015年に定めた17の目標と169のターゲット(詳細な目標)からなる国際目標です。
今回から数回にわたってSDGs関係の記事を書いていく予定にしています。
今回は14番「陸の豊かさも守ろう」にフォーカスしていきたいと思います。
現在地球ではパーム油のプランテーションを作るためだったり、木材を作るためだったり、森林火災だったりで1分間に東京ドーム2個分の森が消えています。
森林が消えているということは光合成をする植物が減る、つまり二酸化炭素を酸素に変える量が減るということで、ますます地球温暖化を進めていることになります。
こうした森林伐採が行われた地域の自然を回復するために世界中で植林が行われています。
しかし植林はタダではできません。植林をする人件費、植林する苗代、苗の運搬費etc…
あげようと思えばいくらでも挙げることができます。
僕たちが植樹をするにはボランティアで直接行ったり、寄付したりという方法が取れますがEcosiaという検索エンジンは僕たちが検索するだけで植樹ができます。
Ecosiaは2009年にできたドイツの検索エンジンで、検索すればするほど植樹がされるというユニークなものです。
その仕組みは僕たちがEcosia使った時に発生する広告費の80%を世界中で植樹をしている団体WWFに寄付するというもので、45回検索するたびに1本の木が植樹されます。
現在700万人の人々がEcosiaを利用していて、今日までに6400万本以上の木が植樹されました。
その上Ecosiaは他機関にユーザーデータを提供しないのでプライバシー面でも安全です。
またEcosiaは故郷ドイツの原生林を守る活動もしているので興味のある方はぜひ調べてみてください。
このように検索を通じて植樹をするというのはとてもユニークで、環境問題に対する解決策としてとて素晴らしいものだと思います。
しかしそもそも植林をしなければならない現状を変えることも僕は大切だと思います。
少しでも「今起こってること」に興味を持ってもらえばなと思います。
Ecosiaを使うことで日常の中のちょっとした調べごとで植樹ができる、ぜひ試してみてください!
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